栄養教育論

「ソーシャルサポート」の4つの違い、しっかり覚えてる?

こんにちは!管理栄養士国家試験の合格を目指して、毎日勉強を頑張っている皆さん、本当にお疲れ様です…!

今回は、公衆栄養学の分野でよく出題される「ソーシャルサポート」について、一緒に学んでいきましょう ^^

「聞いたことはあるけど、4つの分類がいつもごっちゃになっちゃう…」なんて方も多いのではないでしょうか?

この記事を読めば、それぞれのサポートの違いがスッキリ理解できて、国試本番で自信を持って解答できるようになりますよ!それでは、早速スタートしましょう!

ソーシャルサポートって、そもそも何?

ソーシャルサポートとは、家族や配偶者、友人などの支援体制のことを言います。私たちは一人で生きているわけではなく、こうした周りの人々の支えがあってこそ、困難を乗り越えたり、心身の健康を保ったりすることができます。

国家試験では、このソーシャルサポートが主に4つの種類に分類され、それぞれの具体例が問われることが多いんです。その4つとは、情動的サポート情報的サポート道具的サポート評価的サポートです。

この4つの違いを、これから一つずつ詳しく見ていきましょう!

情動的サポート:共感や愛情の支援

 情動的サポートというのは、共感や愛情によるサポートのことです。

「情動的」と言っているので、なんだか感情にまつわるものっぽそうですよね。その言葉の通りで、例えば、家族が心配して毎日電話をかけるだとか、あるいは「毎日の食事作り、本当に大変ですよね」と共感する。そんなふうに、相手の「気持ち」に寄り添っているサポートのことなんですね。

これって、何か具体的な解決策を教えるとかではなくて、まずは「あなたの味方ですよ」という安心感や、「あなたの今の状況、そのまま受け止めていますよ」という、ありのままを認めてあげることがメインになります。相手が孤独を感じていたり、不安な時に、その心にそっと触れてあげるような。そんな「感情の分かち合い」を届けるのが、この情動的サポートの大事な役割なんです。

情報的サポート:情報や知識を提供する支援

続いて情報的サポートです。これは情報や知識を提供するサポートです。これもわかりやすいかなと思うんですけど、情報的なサポートなので、情報を与えるっていうようなものになりますよね。

例えば、ダイエットをしている人に対して、低カロリーの定食を提供している飲食店を紹介するだとか、ヘルシーな料理を提供してくれる料理教室の案内を渡すなどといった、この情報を伝えているっていうのが情報的サポートにあたります。

案内というものを渡しているから、道具的サポートっていう風に間違えちゃう方いらっしゃるんですけども、案内のものに価値があるというわけじゃなくて、案内の情報に価値があるんですよね。なので、これは情報を提供していると言えます。ここは引っかかる方が多いので、注意してください。

道具的サポート:モノやサービスを提供する支援

そして、道具的サポート。これは一言で言うと、「形のある物」や「具体的なサービス」による直接的な手助けのことを言います。道具という言葉通り、相手が必要な『もの』を貸してあげたり、あるいは相手の『手足』となって代わりに動いてあげたりするイメージを持つのがポイントです。

例えば、『バランスの良い弁当の配食を依頼する』ということで、ここでは、お弁当という「物」はもちろん、「配食を依頼する」というアクションに注目してください。これは物理的な援助そのものなので、典型的な道具的サポートに当たります。

また、これはちょっと難しいんですが、『保健センターで開催されているヘルシー料理講習会の参加手続きを手伝う』というのも道具的サポートです。ここでのポイントは、単に「こんな講習会があるよ」と情報を教えるのではなく、実際に「手続きを手伝う」という「具体的なサービス」を提供している点です。実際に一緒に書類を書いたり、手続きをやってあげたりするのは、相手の負担を物理的に減らす「労働の提供」であり、これも道具的サポートに分類されます。

ここが試験でもよく引っかかりやすいポイントですので、注意してくださいね。「物や労働を提供する」など、こうした目に見える具体的なサポートこそが、道具的サポートの本質なのです。

評価的サポート:肯定的な評価と自己評価の手助けをする支援

最後に評価的サポート。「評価」って言っているので、これは肯定的なフィードバックだとか、自分で自分を認める、つまり自己評価の手助けをするサポートのことを言っています。

例えば、「バランスのよい食生活について、一生懸命考えられている証拠ですよ」といった言葉がこれに当たります。これは、対象者の考えや言動に対して、「それは素晴らしいことですよ」と価値を見いだして、言葉で伝えてあげている、つまり評価しているわけですね。

これまでの「情報」とか「道具」とか「情動的」サポートと決定的に違うのは、「あなたの今の状況を、私はこう見ていますよ」という評価を相手に伝えるという点です。今の食事内容のいいところ、あるいは改善点をプロの視点からフィードバックしてあげる。そうすることで、本人が「これでいいんだ」と納得したり、自分の立ち位置を把握できたりします。このように、評価的サポートっていうのは、相手の状況をしっかりと把握し、それを言葉にして返してあげるっていうようなものになります。

4つのサポートを表で整理

それぞれのサポートの違いを、表で整理しておきましょう。

サポートの種類 内容 具体例
情動的サポート 共感や愛情により、情緒的な安定をもたらす 話を聴く、励ます、共感する
情報的サポート 問題解決に必要な情報や知識を提供する アドバイスをする、情報源を紹介する
道具的サポート 物やサービス(労働)を直接提供する 食事を届ける、手続きを手伝う
評価的サポート 肯定的なフィードバックで自己評価を高める 努力を褒める、行動を肯定する

まとめ

どれがどれだかこんがらがってしまってわからなくなった場合は、最終的には例文を覚えちゃうという方法で大丈夫です。深く考えすぎて、かえってわかりにくくなってしまうという、沼にはまってしまう分野でもあるので、ある程度のところで切りをつけて、例文と一緒に覚えるという方法をとってください。

管理栄養士国家試験の勉強は、本当に長くて大変な道のりだと思います。でも、皆さんの周りにも、きっと様々な形でサポートしてくれる人たちがいるはずです。時には周りを頼りながら、ご自身のペースで学習を進めていってくださいね。応援しています!

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