参考書を買ったけど、何から手をつけたらいいか分からない…誰しも通る道です。
でも心配は無用!!
優先する教科とそうでない教科をきちんと見分けることで、効率よく勉強することができます。優先する教科をランキング形式でご紹介します。
優先するのはこの教科だ!優先順位ランキング
- 人体の構造&基礎栄養学のセット
- 臨床栄養学
- 食品学
- 社会・環境と健康&公衆栄養学のセット
- 給食経営管理論
- 応用栄養学
- 栄養教育論
この順番でしっかりと勉強していったら、ちゃんと点数が伸びていきます。ただし、得意不得意教科がはっきりしすぎている人は、不得意教科からやることをおススメします。このランキングについては、「管理栄養士国家試験合格までの必勝スケジュール」でも触れています。
では、なぜこの順番で勉強するのがよいのか?
ランキングの根拠は!?
このようにランキングをつけた理由は3つあります。
①得点に結びつきやすい
ここで各教科の出題数をおさらいしてみましょう。
社会・環境と健康      16問
 人体の構造と疾病の成り立ち 26問
 食べ物と健康        25問
 基礎栄養学         14問
 応用栄養学         16問
 栄養教育論         13問
 臨床栄養学         26問
 公衆栄養学         16問
 給食経営管理論       18問
 応用力試験         30問
これを先ほどのランキングに照らし合わせてグラフにしてみます。
 
人体の構造と基礎栄養学合わせて40問、この2教科で出題20%を占めます。それだけでなく、ここをばっちりおさえることで得点の安定化につながり、他教科の知識の基盤になります。
まず上記2教科をしっかりと理解することで、臨床栄養学を学ぶと頭に入りやすいので、ランキングでは2位にしました。
ただし、臨床栄養学を学ぶときは、人体の構造のページも見るようにしてください。
②メリハリをつけられる
臨床栄養学と人体の構造と基礎栄養学は得点源になると言いつつ、かなりのボリューム感があります。これだけに集中しすぎていると、気が滅入ってしまいます。ここで登場するのが食品学。
理解力重視の臨床栄養学と人体の構造と比べ、コツコツと語呂などで覚えていく食品学。臨床疲れた~~って時に食品学が活躍します。食品学もなかなかのボリュームがあるので、早めに取り掛かるためにもメリハリをつけるためにも、ランキングは3位にしました。
③他教科との関係性が薄めな教科は後回し!
臨床栄養学と人体の構造、基礎栄養学は順を追って勉強すると繋がって覚えられる部分が多くあります。しかし、これ以外の教科については知識を活かせるといいつつ、独立している部分が多いのも事実。
社会・環境と健康&公衆栄養学、この二つは重なる部分が多いので同時に勉強するとよいです。例えば、国民健康栄養調査だったら、公衆栄養学をメインに社会・環境と健康の該当ページをちょろっと見るみたいなイメージで。
残りの給食経営管理論、応用栄養学、栄養教育論はどの順番でやっても構いません。この3教科に限っては、過去問を網羅したら得点につながると言っても過言ではありません。丸暗記はおススメしないですが、模試直前にどうしても得点を稼ぎたい人は、この3教科の過去問を徹底するとよいです。一瞬ですが、なんとなく点数が上がります。国試対策の参考にはしないでくださいね。あくまで一時的な対策です。
以上、管理栄養士国家試験で優先する教科ランキングとその根拠でした。
ぜひ参考にしてみてください。
 
											 
 
 
 
 
 
