企業で管理栄養士として働きたい
管理栄養士の資格を活かしたい
と思っても、どうしたらいいかわからないと悩むことはありませんか?
食品企業に特化した就職活動の仕方を公開しちゃいます!
メーカーと商社・卸の違い
食品企業といっても、様々な業態があります。
まずは、メーカーと商社の違いについて知っておきましょう。
面接でもよく聞かれるポイントです。
原材料を加工して製品の生産・販売を行うのがメーカー
他企業から製品を調達し、販売するのが商社です。
メーカーは自社商品を販売するのが
メインの業務で、
商社は他社の商品を売ったり、
メーカー同士の仲介を行ったりすることが
メインの業務です。
そもそもメーカーと商社・卸の違いがわからないと、自分の本当にしたいことを見つけることができません。
よく「商品開発がしたい」という声を聞きますが、そういった場合は、メーカーの開発職をおすすめします。
自分がどうしたいか棚卸する
メーカーと商社・卸の違いがわかったら、次は自分がどうしたいかを棚卸します。
「管理栄養士として働きたい」では、就活はうまくいきません。
管理栄養士として「何をしたいのか」「どう貢献したいのか」「何ができるのか」
ここをしっかり整理することが必要です。
①自分が好きなこと・得意なことは何か
・自分が作った料理を食べてもらうこと
・何か新しいものを作ること
・お客様に笑顔になってもらうこと
・誰かに知識を伝えること
・人とコミュニケーションをとること
・じっくり献立をたてること
・プレゼンすること
思いつくものをできるだけ多く箇条書きしてみてください。
②自分の嫌いなこと・やりたくないことは何か
・大勢の前で話すこと
・もくもくと作業すること
・決められた仕事をすること
・自分ですべて考えなければいけないこと
・出張が多いこと
・内勤が多いこと
思いつくものをできるだけ多く箇条書きしてみてください。
③誰を対象にしたいか
・健常人
・病気の人
・高齢者
・子ども
・妊婦
・アスリート
年代や性別、職業など、様々な側面から考えてください。
④大事にしたいことは何か
・給料
・年間休日
・福利厚生
・土日休み
・シフト制
・男女比
・社員数
・人間関係
・やりがい
・転勤の有無
・企業のネームバリュー
譲れない条件を考えてみてください。
その時に、優先順位をつけることが重要です。
企業研究する
自分が気になった企業を片っ端から調べてください。
そのあと、
・自分の好きや得意が活かせるか?
・自分の苦手なことをやらなくていいか?
・譲れない条件を満たしているか?
をチェックします。
この作業をすることで、自分が受けたい企業が見えてくるはずです。
最後に
食品企業で働きたいという気持ちは大事です。しかし、それでは就職活動はうまくいきません。
「どうして?」「なんで?」を繰り返し考えることで、目標が明確化されます。
皆さんの就職活動がよいものになることを願ってます。