管理栄養士国家試験対策の参考書たくさんあって選べない…
自分に合った参考書はなんだろう?悩みますよね。
おすすめの参考書は「管理栄養士国家試験対策に役立つ参考書5選」でも紹介しているのですが、あれやこれや参考書を集めて満足してしまう人が多いんです…参考書マニアになっては合格はつかめません。参考書を1冊に絞ることで、勉強の効率はぐっと上がります。
そこで、参考書を1冊に絞るためのお助けになるよう参考書の比較をしてみました!!管理栄養士国家試験9割を取得した私が徹底的に解説します^^
参考書を1冊に絞るってどういうこと?
参考書1冊に絞るって、一冊しか使っちゃいけないの!?と思われてしまうかもしれませんが、私は参考書自体は複数使用していました。
参考書を1冊に絞るという本当の意味は
ベースとなる参考書を一冊にする
ということです。
「この参考書一冊を見れば、学んだことをしっかりと思い出すことができる」と言えるような、全ての勉強の根幹となる参考書を一冊だけに絞りましょう。
ベースの参考書でわからないところは、教科書やほかの参考書を使って調べる。調べたことをベースの参考書に書き込む。こうすることで、自分だけのオリジナルの参考書が1冊完成することになります。
ベースの参考書比較
ベースとなる参考書でよく使われているのが、「クエスチョンバンク(QB)」「レビューブック(RB)」「国試の達人」「きそかん」です。一つずつ詳細を紹介していきます。
クエスチョンバンク(QB)
私が使用していたのはこのクエスチョンバンク。過去問→解説という順番でまとめられています。なんといっても、イラスト付きなのが分かりやすい。文字だらけだとやる気がなくなってしまう私に、とてもあっていた一冊です。国試レベル相応の知識をつけることができます。
「食中毒一覧」等の重要なまとめ項目も、わかりやすくかつ簡潔に表記されています。
これだけで国家試験で6割取得できる知識を得ることができますが、もう少し詳しく知りたい・深掘りしたいというときには、情報量が少ないという印象。レビューブックなどの他の参考書で補うことが必要不可欠です。
レビューブック(RB)
クエスチョンバンクの欠点を補っていると言える参考書!
過去問は掲載されておらず、各分野の説明のみとなっています。
イラスト付き、表付きでわかりやすいのが特徴。
また、重要な用語もまとめられているので、国試対策には欠かせない一冊と言えます。
辞書がわりにしてもよし、これだけで学習するもよし。クエスチョンバンクより人気の高い参考書です。
国試の達人
これも人気の高い参考書。何がいいって、重要なポイントを的確にまとめてあります。これだけおさえればいいっていうのが一目瞭然。かなりピンポイントでまとめてあるため、クエスチョンバンクに比べて厚さが半分なのが魅力的。持ち運びしやすい。
国試の達人は書店では購入できないので注意してください。入手方法は2つ。
①RDC管理栄養士センターのwebサイトで購入
②RDC第35回模試を2回受ける(無料で国試の達人がもらえる)
既卒受験の方は、模試を受けたついでにもらうというのがおすすめ。よくまとまっている参考書を無料でgetできるってお得。
国試の達人で難点なのが、文字だらけというところ。要点がまとまっていていいのですが、イラストが少ないので頭に入ってこない人もいると思います。(私とか)
補足となる参考書比較
ベースの参考書に加えて、補足となる参考書を紹介していきます。ベースの参考書では補いきれない部分が多少出てくるので。そこでおすすめしたいのが「いちばんやさしい管理栄養士国家試験合格講座最新出題基準対応」、「栄養士・管理栄養士のためのなぜどうして」シリーズです。
やさしい管理栄養士国家試験合格講座
学生時代に出会っていたかった参考書。
管理栄養士国家試験対策では「理解をすること」が重要になってくるのですが、この参考書は「理解すること」を手助けしてくれます。分かりやすい表現に噛み砕いて合って、かつ物足りなさを感じさせない。
生化学・基礎栄養を中心に国家試験の基礎固め→臓器ごとの仕組み→ライフステージ別特徴→栄養バランスという順に解説しています。
Amazonサイトで中身を一部見ることができます。
栄養士・管理栄養士のためのなぜどうしてシリーズ
学生時代に研究室においてあったので、よく見ていました。
国家試験模試で4割を下回っている
管理栄養士の勉強ほんとにわからない
ある程度はできるけど、苦手分野がはっきりしている
このどれかに当てはまる人におすすめしたいです。
▼CKD、糖尿病が苦手な方向け!
▼高血圧、アレルギーを解説!
▼ライフステージ別の栄養ケアマネジメント
▼栄養素の代謝
▼給食経営管理論
会話形式で紹介されているから、とっつきやすい。国試対策が全然わからないっていう方や、授業を受けられない既卒の方の手助けになる参考書です。シリーズになっているため、本当にわからない部分だけ購入するのもよいです!!
自分に合った参考書を選ぼう
参考書は一冊に絞れと言いましたが、実は私は参考書大好き人間でした。いろんな参考書を見て、それもいいなぁと読みあさっていました。それが生きて今回の記事が書けているのですが^^;途中からそれは効率が悪い!と気づき、QBに絞って勉強するようになりました。
どの参考書も一長一短です。自分が何を優先したいか?勉強のモチベーションがあがるのはどれか?を意識して、自分に合った1冊を見つけてください♪