こんにちは。
おみすけです。
今回はみんな苦手「糖代謝」についてです!わーっ!
ふーっ。
みなさんの声を代表して叫びました。
生化学って意味が分からないですよね。何で体の中に回路があるの?もうわけが分からない。だって目に見えないし。私も生化学めちゃくちゃきらいだったなぁ。(遠い目)
前置きはさておき、生化学が苦手だった私が糖代謝を克服しました。
そのコツは
「バラバラで見るのではなく全体を見ること」
解糖系、TCA回路…とバラバラにそれだけで見るからよくわからなくなってしまいます。解糖系→TCA回路というように見ることが重要。全体のつながりを意識することが解決のポイントになってきます。
まずは大枠を捉えることから。それでは詳しくみていきましょう~^^
糖代謝の登場キャラ一覧
糖代謝シリーズで出てくる仲間たち!
糖代謝って?
糖代謝ってそもそもなんなん。っていう人。この図をご覧ください。糖代謝をぎゅっとまとめた一枚。
糖代謝の根幹となるのは「グルコースを原料にエネルギーを作ること」です。
その他もろもろのこともやっていますが、軸はこれ。人間って生きるのにエネルギーが必要だから。食べ物を食べて、グルコース取り出して、それをエネルギーにしようぜっていうのが糖代謝でやりたいことです。(ちゃんとほかにも役割はあるけど)
まず糖代謝を勉強するにあたって、頭に入れておいてほしい流れです。
①食べ物を分解・吸収してグルコースを取り出して血液中に取り込む
②血管から流れてきたグルコースを細胞が受け取り、解糖系、TCA回路、電子伝達系を介してエネルギーを作る
③一部のグルコースは、エネルギー不足時のための予備として貯蔵される
④それでもエネルギー不足の時は、体にあるものを使いエネルギーを作る
⑤副産物を利用して他に活用する
糖代謝で重要な経路
①食べ物を分解・吸収
食べ物を分解・吸収する過程です。多糖類→二糖類→単糖類と徐々に分解されてます。そして出来上がったグルコースは、血液中に取り込まれます。
②解糖系、TCA回路、電子伝達系
糖代謝のメインともいえるのが「解糖系」「TCA回路」「電子伝達系」この3つです。
③グルコース貯蔵
いつエネルギー不足になってもいいように、グルコースをグリコーゲンという形で貯蔵しておきます。
④糖新生
体にあるものを使って新たに糖(グルコース)を生み出すことです。食べ物がない!グルコースがない!って時に、今あるもので作ろう!とする過程のこと。
⑤その他
糖代謝をしていると、副産物ができます。その副産物をほかにも利用しよう!という側路が存在します。