管理栄養士のリアル

管理栄養士を目指す!理系と文系どっちがいいの?

管理栄養士を目指しているけど、理系と文系どっちがいいの??理系科目得意じゃないしな…

私も高校生の時に頭を抱えました。あわよくば文系で受験したいな…とも。最終的には理系を選択。

実際に管理栄養学科に通ってみて、理系でよかったと思っています。
その理由は

①受験できる大学が制限されない
②管理栄養学科の勉強についていきやすい

 

管理栄養士を目指す!理系のススメ

①受験できる大学が制限されない

国立大学を目指している方は、問答無用で理系科目選択を迫られます。お茶の水女子大学、奈良女子大学、大阪市立大学、京都府立大学…どこも理科2教科が受験に必要です。そのため、強制的に理系選択を迫られます。

かくいう私も、理系大嫌い人間でしたが、泣く泣く理系選択しなければいけない…という状況に。クラスで最下位を争うくらいには理系科目苦手でしたが、卒業できたし受験もできたから結果オーライ。

なんとかなります!!

 

②管理栄養学科の勉強についていきやすい

これが最大のメリットとも言えます。大学に入ってから、授業について行くのがかなり楽になりますよ。大学に入ってから生きる知識の一覧。

化学を選択
・生化学という授業について行きやすい
生化学では「どのように体内で栄養素が代謝されるか」を学びます。栄養素は分子式(C6H12O6など)で表せるため、化学の考え方を身に付けていると、頭にスッと入っていきます。

・実験の授業についていきやすい
実験の授業では、栄養素を抽出したり分析したりします。実験はmol数の計算も必須なので、化学を選択しているとこの辺の計算が楽にできます。分からなくても、先生が教えてくれるので心配はいりませんが、ここの知識があると、実験の意味が理解出来て楽しいですよ!

生物を選択
・細胞のつくりがわかる
大学に入るとかなり序盤に習うのが、細胞の働き。人間をつくっている細胞のことを学んでいきます。その時に、ゴルジ体・ミトコンドリア…などなど出てくるのですが、これが生物で習ったことそのまま!!特に勉強しなくても、テストである程度点数をかせげます。ラッキー。

物理を選択
・特にない
友人いわく、物理が役に立ったと思うことはほぼ無いそうです。論理的に考えられるようになる…くらいかもしれません。私は物理できなかったので、選択していません。

 

こんな人には文系がおススメ!

「理系の魅力は分かった。でも国公立目指していないし、何より本当に理系科目が苦手…」
そんなあなたに一言

無理して理系を選ばなくても、管理栄養士にはなれるよ

実際に、私の大学には文系出身が7割程度いました。それでもみんな管理栄養士になれています。生化学で分子式が分からなくても、栄養素のことは学べる。mol計算ができなくても、先生が教えてくれる。受験の際に必要でなければ、文系でも構わないです。

理系科目が苦手すぎてしんどい!まじで無理!!という人には、文系をおススメします。

 

 

管理栄養士を目指す!理系と文系どっちがいいの?

やはり、私は理系をおします。

管理栄養学科を卒業したから言えることは、理系を選択していた方が授業・国試対策が圧倒的に楽だということ。「ブンシシキッテナニ?」という時間をはぶくことができるから、違う勉強に時間をかけることができます。

国試の勉強をしていても、理系的な考えを持っていると対策しやすい。

「ちょっと理系は得意ではないけど、やってみてもいいかな?」と思うあなた!飛び込んでみたら、意外とやれちゃうもんですよ。

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