こんにちは。
おみすけです。
臨床栄養学の分野で序盤にやってくる強敵「栄養補給法」。臨床栄養学を最初から順番に対策していると、ここでつまづく。私も学生の時はここで心が折れたこともあります。それゆえ栄養補給法=意味わからん!ってなりがちです。
しかし!!覚える順番を考慮し、今何を覚えようとしているかをことで把握することで、苦手な栄養補給法が得意分野に変ります。
1. 栄養補給法とは?
病気や事故や加齢などが原因で、消化器にトラブルがあったり、嚥下が困難になったりします。そうすると通常のように口から食事ができなくなるので、栄養剤を注入して補っていきます。
栄養剤の注入方法(栄養補給法)には大きく分けて2種類あります。経腸栄養法と経管栄養法です。この二つの違いはズバリ!何を使って栄養を補給するかです。
「経腸栄養法」:腸を使って栄養を補給する。
「経静脈栄養法」:静脈を使って栄養を補給する。
書いて字のごとくです。覚えやすいですよね!
2. 経腸栄養法について
その名の通り、腸を使って栄養を補給する方法です。腸を使うということで、腸の機能が保たれていることが前提になります。
①経鼻経管栄養法
鼻からチューブを通して栄養を補給する方法。
②経瘻孔栄養法
手術や内視鏡で穴(瘻孔)を開けてカテーテルを通す方法。
イラストでわかる管理栄養士国家試験対策!経腸栄養法こんにちは。
おみすけです。
今回は栄養補給法のうちの「経腸栄養法」について詳しく説明していきます。
1. 経腸栄養法...
3. 経静脈栄養法について
①末梢静脈栄養法
腕などの末梢の細い静脈から輸液を投入する方法。
②中心静脈栄養法
心臓付近の太い静脈から輸液を投入する方法。