こんにちは。
ポンコツ真面目管理栄養士のおみすけです。
前回の青りんご先生のノート術に引き続き、ノート術シリーズ第2弾。当ブログ運営者おみすけのノートを公開します！
イラストを使った投稿に定評がある（自分で言う）おみすけのノート術を余すことなくお伝えします～
おみすけのプロフィール
・第31回管理栄養士国家試験に得点率86%で現役合格
・模試では91%取得経験あり
・四大を卒業後、食品企業に就職
・現在はレシピ考案業務に携わる
参考書はあくまで参考！「オリジナルイラストノート」で勝負！
参考書とは別にノートを作っていました。参考書自体には、そこまで書き込みはしていません。参考書を読んで理解したことを図示（イラスト化）し、ノートに記入していました。
参考書はあくまで参考。なぜそうなるのか？を理解するためだけに使っていました。参考書で調べたものを、ノートに書いて整理する。書いてみることで、より理解が深まりました。
このやり方はまとめるのに時間がかかる、効率的にはよくないと思います。実際、速いスピードではできません。
しかし、私からしたら参考書は覚えるのには情報量が多すぎる。覚えたいこと以外にもいっぱい書いてあるため、大事なことが覚えられない。どこを覚えたのかわからない。それだったら、自分の覚えたいところだけを抜粋した「苦手を集めたオリジナルノート」を作ればいい。
「オリジナルイラストノート」作成方法
参考書（おもにQB)で学んだことをノートに図示していました。図示しきれないもの・書くのが大変なものに関しては、参考書や資料を切り取ってそのままノートに貼り付けていました。QBのまとめページなどはとても分かりやすかったので、これもノートに貼る。
自分がまとめていない部分が国家試験に出ても大丈夫だ、という自信がありました。まとめていなくても、なぜそうなるのか？を意識しながら勉強していたので。答えを知らなくとも、導き出すことができるようになっていました。
ここまで思い切った方法をとれたのは、きちんと国家試験の傾向を把握し、優先順位を決めて勉強を進めていたからです。
「オリジナルイラストノート」作成のポイント
ポイントは2つあります。
①関連する分野は、教科をまたいで勉強する
例えば、代謝を学んでいるとします。代謝に関わる教科は主に「人体の構造と機能」「基礎栄養」。この2教科を行ったり来たりして、代謝がなぜ起こるのか？どのように起こるのか？を理解します。そして、ある程度分かったらノートに概要を書き出してアウトプット。
教科ごとに綺麗にまとめたとしても、それではただの参考書の写し。時間の無駄なのでやめましょう。
参考書に散りばめられている情報を集めて、自分の分かりやすいように配置しなおすイメージでやるのが◎
②きれいにまとめることに集中しすぎない
イラストを描いてまとめるとなると、きれいにまとめたくなる。その気持ちめちゃくちゃ分かります…だけどその衝動をぐっとこらえてください。
あくまで、「自分が合格するためのノート」を作っているんです。授業を休んだ子に見せるノートじゃないですよ！
「オリジナルイラストノート」のメリット
自分の欲しい情報だけが詰まったノートができることです。参考書の説明文は省いた、オリジナルのノートができる。「これだけ見れば大丈夫」と思うことができます！
あとは自分で書いているので、ここに書いたなぁ。こんな図があったなぁ。と思い出しやすくなります。
おみすけからの応援メッセージ
「ノートづくりは効率が悪い」「時間がかかる」と否定的な意見もありますが、私は自分に合っていればそれでいいと断言します。たとえノートを作ることに時間がかかったとしても、自分が理解しやすい方法ならいいじゃないですか。その間に、しっかりと頭を使って勉強しているのだから。
私は「なぜそうなるのか」という根拠が分からないと覚えられない、本当に効率の悪いタイプだったと思います。だからこそ、ノートを作って頭の整理をするという行為は、私にとって必要不可欠。効率が悪いと思われた方法でも、自分に合っていたから高得点を取得することができました。
どの勉強法が正しい、はないと思っています。自分にとってよければ、それが正しい方法になるのです。
ぜひ、自分に合った方法を見つけて、合格を勝ち取ってください。第33回管理栄養士国家試験を受けるみなさんが、全員合格できることを願っています。みなさんの合格に少しでも貢献できるよう、私も有益な情報を発信し続けます。
